このレビューはネタバレを含みます
若さゆえの割り切れない色々のお話かと思ったら、ジェンダーの話だったので、ちょっとおっと思った。
チズルは女の子としては体が大きくて、たぶん自分もそれとわかっていて、水泳頑張ってだんだけど、今は水泳やってない楠にさえ授業では負けてしまいもやもやしているのかな。
結局女は可愛くないと評価されないというココロの言い分もわかる。
そんなココロが男踊り踊ると目立つようになってきてしまったミクの不安を見抜いていたり。
なんにも考えずに楽しいだけに見えるJKっていっぱい色々考えていて、つらくて、でもそれが眩しいみたいなお話でした。
最後砂をグラウンドに撒きに行くのは良かったですね。
てか、強豪であるほど野球部はよその部に我慢させてるのわかってるから、言えば多分掃除してくれるんじゃないかな…