トルーマンバロウズ

米中開戦 20XX年 破滅のシナリオのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.1
時は西暦20XX年、長引くウクライナでの戦争によって世界情勢は一触即発の危機に陥っていた。
アメリカとロシアの大統領はなんとか和平の道を模索しようとしていたが・・・・。

エリック・ロバーツ主演の陰謀によるロシアとアメリカの核戦争勃発の危機を描いたB級戦争アクション映画。
一応原題からトップガンナーシリーズの第三弾であるみたいだが独立した作品になっているのでここからでも充分楽しめるのは良かった。
まずアサイラム制作にしては現在のウクライナでの戦争などの社会情勢を取り入れておりかなりリアリティのある作品になっていたのは意外性があった。
またロシアが100%悪役として描かれていたので、人によってはその部分には賛否両論分かれるかもしれないと感じた。
戦闘機によるアクションシーンもCG自体は悪くなく、少々ツッコミどころはあるが無難な出来になっていた。
クライマックスがかなりあっさりしていたのは少しリアリティに欠けていたが、全体的に現実の要素なども取り入れた異色のアサイラム作品であった。