このレビューはネタバレを含みます
三谷幸喜の長澤まさみ愛が詰まって映画でした。
どうなんだろ?企画の段階から、長澤まさみのキャスティングは決めてて、長澤まさみをどう活かすかを考え抜いた作品だと思う。
三谷幸喜が主戦場としてきた舞台の魅力を映像に昇華させた作品?場面展開も少なく、僕はヘンリー・フォンダの「十二人の怒れる男」を思い出した。
クスクス笑えるシーンを散りばめているのも三谷幸喜作品ならでは?1番の爆笑起こったのはアノシーンですよね?
キャストは、三谷組の面々?キャストのスキルを理解して、スクリーン上で引き立つように演出するのもさすがだよなぁ…
長澤まさみはイキイキとスオミを演じてたし、生真面目な西島秀俊、バッタモンの天才っぽい坂東彌十郎、頼りない瀬戸康史、軽い松坂桃李…みんな上手く自分の魅力出していたように感じる。
長澤まさみに匹敵するほど目立ってたのは宮澤エマ!この存在感凄いよね?
万人にウケる映画じゃないのかもしれないけど、三谷ワールドをたっぷり堪能できる作品だと思う。