snuf

フジヤマコットントンのsnufのレビュー・感想・評価

フジヤマコットントン(2023年製作の映画)
4.4
青柳拓監督の舞台挨拶もあった。
この映画の好きなとこはみらいファームに通うおおもりくん、たけしさん、めぐさん、ゆかさん、けんちゃん、たつなりさんそれぞれの魅力を映しているところ。
民法の日曜深夜でやっているようなドキュメンタリー番組だったら、
おそらく障がい者を支援している職員さんに焦点をあてて描き出すことが多いと思うし、言い方は悪いけどその方が簡単だし視聴者もしっくり来る。
でもこの映画では障がい者の支援者を写すことは必要最低限でほんのちょっとしかしていない。
障がい者の実情を描いて何か社会的な課題を伝えようとしている映画には見えない。
その人がその人のあるがままを描いて、その人の魅力が伝わってくる。
映画監督がみらいファームに通う障がい者を撮っているというのではなく、
人が人を撮っていると感じた。
最高に好きな映画でした。
監督の次回作、楽しみにしています。お
snuf

snuf