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わたしの、幼い息子イマドのsnufのレビュー・感想・評価

わたしの、幼い息子イマド(2021年製作の映画)
4.5
2歳の時ISに拉致され4歳で解放されて母と弟、祖母と暮らすイマド。
ISによって洗脳された暴力性や残虐性。
洗脳の怖さを感じさせられる。
母自身もISによって性被害を受け、夫も奪われ、イマドに手を焼いて、母自身もケアされなければならないのに心をすり減らされ体調も弱っていく。
イマドがほんの少しずつ子どもらしくなっていきながらも時々見せる暴力性に絶望がよぎる。
諦めてはいけないと思いと、子どもだけでなく大人のケアの必要性も感じた。
性被害は時間が経つにつれて症状も悪化していくのかもしれない。
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