このレビューはネタバレを含みます
色々リアルに感じたシーンはあるけれど、食事のシーンが私には印象的だった。
映画では魚一切れを2人で分けて食べていたが、うちでは魚の缶詰を1つ買ってきて炊いたご飯に混ぜて母親と兄弟3人で食べていた。
母がカルトにハマることにより、父が出ていき、母親は働くことよりも宗教が大事だったので、ネグレクト的な側面もあるのではないかと思う。
最後のシーン、
母親の目は娘ではなく、神に向かっていた。
この映画を子供の頃の私に見せたいとは思わないが、将来宗教虐待についての映画が出来て他の人と観る日がくると伝えたい。
1人ではないと。
点数は映画のクオリティではなく、"体験"に。