マック

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉のマックのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

僕らは、ひとりでは強くなれない。

フジキセキのレースを見てトレセンに入学したジャングルポケットとその同期アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダンツフレームの群像劇。圧倒的な走りを見せるタキオンを追いかけるポッケ。しかしタキオンは活動を休止。ポッケは助けを借りながら出走していくが、、

美少女コンテンツの殻を被った昔ながらのスポ根で、タキオンの蹴った土がポッケの顔につくシーンがあるように、その泥臭さが大きな特徴となっています。演出も非常に冴えており、皐月賞でのタキオンの速さが飛行機とリンクしたところが素晴らしかった。合間に挟まれる日本一の象徴・富士山もその後を暗示しているようなカットでした。フジキセキとかけているのかもしれませんが。アニメーションもコメディシーンの崩し具合からレースシーンの迫力まで幅が広くアニメの良さが遺憾なく発揮されてます。

特に好きなシーンはなんといっても最後のジャパンカップ。タキオンを見て脳を焼かれたポッケがタキオンの脳を焼くところは激アツでした。いてもたってもいられなくなって走り出すタキオンにウマ娘の本能を感じました。

他にも見どころをたくさんあります。着ぐるみ着たマートレ、ペンライトもつデジたん、桐生院ミーク樫本ココングラッセ佐岳メイ、合宿所のふとんがふわふわで早口になるアヤベさん。 演技が上手くなってる山本昌。0.5倍速で見たい箇所が散りばめられていて、何回でも見にきて欲しいという製作陣の熱意を感じます。

すごくすごい映画でした!
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