マック

トラペジウムのマックのネタバレレビュー・内容・結末

トラペジウム(2024年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

バイアスがかからないように評価は見ないようにしていましたが、それでも目に飛び込んでしまう賛否。ですが、思ってた以上に良かったです。

アイドルが好きなゆうは女の子を集めてのデビューを目論む。東西南北からメンバーを集めてストーリー性を高め、有名になるためにボランティアをし、結果テレビ出演にこぎつける。アイドルに取り憑かれるあまり、崩壊した友達のメンタルを気遣うことなく、むしろ計画が崩れたと考える始末。そんな夜神月系主人公の思惑も虚しくグループは解散する…

解散してからの展開が良かったです。アイドルが誰かに夢を与える存在なのだとしたら、ステージに立つだけがアイドルではない。ゆうは、いじめられてた美嘉にとっての光であったことから、彼女はすでに夢を与える存在だった。そのことに気づいてからがこの作品の伝えたかった真のテーマだと感じました。ただ、公園でいきなり歌いだすのはちょっとなぁ。
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