ハリー

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉のハリーのレビュー・感想・評価

4.9
はい!ついに始まったウマ娘の劇場版!!
公開初日に行ってきました⭐︎

ジャングルポケットを主人公に、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダンツフレームの4人を軸にしたストーリーが展開される本作。

日本競馬の転換点と言える2001年の牡馬クラシック戦線。21世紀の幕開けと共に、外国産馬にも出走解禁された日本ダービーを勝利したジャングルポケットは、まさに当時の実況で語られたとおり「新時代の扉をこじ開けた」存在と言っていいだろう。

クロフネが権利関係で別の名(ペリースチーム)に変えられてたのは残念だが、RTTTから沖田トレーナーが続投してたり、ゲーム版から桐生院さん他の友人メンバーも登場して、細かなファンサも忘れてなかったね。

ストーリーは史実に沿って進むので意外性はないが、各種演出の映像表現が素晴らしい。

しかし、タキオンの扱いはかなり不満がある。

あれじゃただのイヤな奴じゃないか。
ゲーム版のカフェのストーリーみたく、自身の脚に限界が来たことを打ち明け、「みんなにプランBを託す」→「プランAは諦めたはずだったのに君たちときたら…」でええんちゃうの?上坂すみれの熱演もあって非常にクドくなってたわ。

ダンツフレームは、豊かなカラダながらもあまり揺れることなく…他の3人が貧乳属性だから、もっと『活躍』して欲しかった(笑)

カフェは、まああれくらいの扱いで十分でしょ。菊花賞にそこまで比重は置けないし。あえていうなら「同じ札幌のレースに出る」あたりで絡みがあればよかったかな。アカン子だ(笑)

アヤベとカレンが妙に目立ってたのはトニービンの血統つながりやと思うけど、トップロードとは序盤の絡みのみでJCはモブ扱いだったのが残念。翌年に死闘を繰り広げるんやし、前作(?)の主人公なんやしね。

と、色々書きましたが、おおむね満足な作品でした!
あとは早く、ゲーム版でポッケを育成できるようにしてほしいですね(^^)
ハリー

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