緑青

スーパーの女の緑青のレビュー・感想・評価

スーパーの女(1996年製作の映画)
3.8
よかった。観ていて安心感がある。小さい頃一度見たことがあるらしく、なぜかラストの展開だけはよく覚えていた。小学校の同級生ふたりの、独特の距離感が好きだし芝居がうますぎる。「このひと知ってる…!」って顔の人がたくさん出演されてて舌を巻きました。ものごとの役割、あるべき姿、そのための合理性、本当にやりたいことをきちんと思考して実行する行程が、涙出るほど尊いなと思った。羨ましい。職人気質が悪いんじゃなくて、場所が適してないんだよな。そういう時代で、そういう経営方針だから。
場所の設定はどこなんだろう。方言的に名古屋っぽい気がしたけど。
あと花子の衣装が抜群でした。映像としての完成度が高くて疲れない。好きです。
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