ともこ

ポップスが最高に輝いた夜のともこのレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
4.3
ネトフリを見てたら偶然見つけて、これは絶対観なければと。

とてもとても良かった。
観る一択だったけど、こんなに昔の映像もあって、今の当時を振り返るインタビューもあって、満足感が凄かったです。作って頂き感謝です。あと個人的にタイトルがすごく好き。

エゴは入口に置いていけ。
何度聴いたか分からない曲でも出来るまでのことは全く知らなくて、初めて知ることばかり。音楽の大きな祭典があった日にみんなを集めて朝までかけて録ったっていうのは全く知らなくて、驚きだった。一流のアーティストたちが集まって、ぶつかったりイラついたりしてたのもまたすごくリアルだった。個性的で繊細でまとまれないとこもあって、これだけ大物が集まればそりゃ幼稚園の初日みたいになるのかと。笑
あと当然だけど、全員すごく歌がお上手で、、いや上手とかのレベルではないんだけども。一流とはこのことだと思わされた。
マイケル・ジャクソンは何度も見たことあるのに、早く来て1人で歌ってるところで、本物のスターだってなんか漠然と思った。

小さい時に出会ったすごく好きな曲の裏側を知れて、なんとも言えない気持ちになり、途中涙が出てた。あのメンバーで、あの時間で、この曲が出来たのは奇跡だったんだなって。
寄付は今も続いているというのも知らなかったです。

家に帰ることを楽しむ、家は残るけど人はいなくなるって話から、ここはWe are the worldが作った家だってライオネル・リッチーが涙ぐんでるのもグッときた。実際集まって作り上げたのは1日・1曲の話だけど、それがここまでさせてるのは凄いなって。

音楽はずっと生き続ける。
意味は分からなくてもメロディは理解できる。
本当にそう思う。

すごいと思うと同時に、個人的に思い入れが強くてとても懐かしい気持ちになったので、以下自分用に。
『We are the world 』
家に有名な洋楽を集めたMDがあって、小学生の時よく家族で聴いてた。家族で車で遠出とかすると絶対流してたなぁ。この曲もその内の1つで、なんかやっぱり1番特別感があった。
英語だから内容も分からなかったけど、メロディとたくさんの歌声がすごく好きで、たくさんの人が歌ってる映像も好きで、聴きまくって耳で覚えてた。お父さんに歌ってる人の名前を聞いたり、チャリティーについて聞いたりしたなぁ。
小学生の時に買ってもらった2曲くらいしか入れられないおもちゃのウォークマンみたいなのに初めて入れた曲もこれだった〜。曲名も長く入れられなくて、アフリカって入れた。今度実家帰ったらお父さんに話そう。
ともこ

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