インド70年代、囚人の男が釈放と引き換えに悪徳なギャングのドンを暗殺するよう命じられる。そのドンはクリント・イーストウッドの出演している西部劇が大好きなため、映画監督のふりをして彼の映画を撮ろうと誘うが、そのプロジェクトが思いもよらない方向へ進んでいく。前作より予算が増えたのか映像もバッキバキに決めまくってるし、70年代のクールな衣装も色鮮やかな照明もかっこいい。前作よりもテンポが良くなってるけど“監督”の変装オンオフが別人すぎて(変装かっこいい)同一人物に見えず初っ端から少し話についていけなくなる。CGの象の造形は良いのに特に走っているところの動きが結構気になった。極悪人がヒーロー役でいいのか…?と困惑していた矢先にあった予測できない展開がアツい。でもアートがどうとか言ってる奴もちょっと前まで映画監督の仕事は「アクション!」って言うくらいだと思ってたよな!今作も固有名詞が結構出てきて面白いけど、特に西部劇の小ネタも結構あるのかもしれないのでそれも知っていれば更に楽しめそう。もうNetflixで観れますが映画館で観れて良かった。