硝子板の上をごろごろ転がる生首、みたいな。
死に様カタログを期待してしまうとそりゃ物足りない、加点分を減点分が越えてしまうので正直がっかりですよ。
過剰なモザイクにはがっかりを通り越して失笑ですよ。
ただ、それを補って余りある仰々しい雰囲気、劇伴含む、の中で描かれる狂信者どもの狂信者たる所以が、所業が、実に楽しく。
また、地獄変が想像に難くない続話を期待させる展開にはにこにこが止まりませんでしたよ。
という事で感想としてはただこの一言、てゆーか「新興宗教オモイデ教」を続編と言い張ってそのまま映画化してくれてもええんやでデヴィッド・S・ゴイヤー、と。