このレビューはネタバレを含みます
オリジナル旧作では
「反キリストな大きな教会勢力があって、世界を統べるために米大統領になるくらい権力を持った絶対的君主を求めていた」
↓
「ヨハネ黙示録の予言どおり悪魔として誕生したのがダミアンだった」
くらいのボンヤリ具合だったけど、今作ではその反キリスト集団が「なぜ」そんな事をしたのか、の理由が判るという前日譚。
ブレナン神父、今作でもオリジナルでもこんなに必死なのに‥‥
時系列で続くオリジナルでは雷にあって教会で串刺しですよ串刺し。
オリジナルではダミアンの母親は「山犬」(墓に骨まであった)となってたけど、本作では母体は人間。
オリジナルに続くカタチにはなってるけどところどころ整合性には欠ける。
あまり気にしなくても良いかもだけど。
ダミアンに妹が居て母も叔母も存命とな。
「ミソジニ宗教の権化ダミアンvs. 女だらけの◯66軍団!!」
な続編はあるのだろうか。
「お話」として面白かったけど、怖かったか?と聞かれると自分はさほど‥‥
特にグロ耐性あるワタシは^^;
オーメンもエクソシストもサスペリアも、「怖かったのは子供だったからだ」と思っていたけど、大人になって観返してもやっぱりオリジナルが一番怖いんですよね。
リブートや続編は怖さで敵わない。
なんなんでしょう?
映像が古めかしい事が助長してる??
いや違うよなーー(横溝正史シリーズなんかはその要素あるけど)
ところで「悪魔」って普段はどこに居んの??
儀式で召喚するんだろうけど‥‥
ボワン!と現れて「コト」を成したらボワン!と消えるのだろうか‥‥
「とりあえずお役目は済んだんで、ほなッ!!」
と去ってゆく姿を想像したらなんて言うか‥‥
まだまだオカルト・ホラーを怖がるには修行が足りない自分です。