最初は、なんだこの小生意気なクリンクリンのガキンチョは!と感じましたが、次第に強がりでワガママなとこあるけど素直で年相応な所もあってかわいいやんけと思うように。ヒヤヒヤする所もあったけど終始ほっこりしながら鑑賞。
感動のシーンは各所ありますがそこはおフランス映画でございます、邦画のようなモノを期待すると人によっては涙腺を崩壊させるにはやや物足りなさを感じるかもしれませんのでそこはご注意を。
所々に入る油絵で描かれた絵本のタッチのアニメーションシーンがとてもいい味を出してます。赤ちゃん時代のおぼろげな記憶であったり、はっきりと思い出せない夢のようであったり。。
大人になるとつい忘れてしまう子供の目線や感情を強く意識した作品であるのを感じました。
先日同じフランスのアニメーション映画「リンダはチキンが食べたい!」を鑑賞した時にも思いましたが、海外の子は日本の子と比べておませさんというか自立心というか精神的成長が早いなぁと。かわいい女性ではなくカッコイイレディーが目指す所なんでしょうね。