Shirorin

ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女のShirorinのレビュー・感想・評価

3.5
第2次世界大戦下、ユダヤ人のステラは歌手になる夢を諦める。工場での労働を強いられた彼女は、ユダヤ人向けにパスポートを偽造するロルフと恋に落ち、彼と自由を謳歌する。しかしゲシュタポに逮捕され、収容所への移送を免れようと同胞を裏切る…というストーリー。


裁判記録を基に「史実に基づく架空の作品」ということだけど、実在した人の話。

邦題の副題が、この映画の全てを説明してしまってるのが残念💧
原題と同じく「Stella. A Life.」で良いのに😩

ジャズシンガー🎤になりたかったステラ。
華やかなステージ✨こんな時代でなかったら、歌手になっていたんだろうな…と思うとやるせない…😞

ユダヤ人が生き延びようと思ったら、ステラのように生きるしか道はなかったと思うので、責めることはできないが、ユダヤ人狩りが始まる前からステラのもともとの人間性に同情しきれないところがあった💧

「人間であれ」

大好きな「Sing, Sing, Sing」が歌われたので、加点⭐️

戦争中の究極の選択について考えたい方にオススメ。
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