杏

スピークの杏のネタバレレビュー・内容・結末

スピーク(2010年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

POV映画が好きなので見てみたけど、これは駄作の部類。 勝手に苦しみ出す登場人物、黒いもやもや、人影、カラス、全部出し方が微妙。見せ方一つで学園祭のおばけ屋敷レベルになっちゃうんだね、この手の映画は。POVの悪い見本を見た印象。 一回くらい幽霊さんがばっちり映ったと思うがそれも・・・。 自分的にはあまりおもしろくなかった他POV作品、似たような設定(こちらは精神病院)のグレイブエンカウンターズや、ご存知パラノーマルアクティビティシリーズが、実はかなりおもしろい部類なんではないかと思えてきた。 3人の女性登場人物は中々よかった。 ドレス着て出てきたらそのままゴス幽霊になれそうなエルサ、 カリカリに痩せてて中身もカリカリなペイジ、 先住民を祖先に持つシャーマン家系の美女マリア、 単なるかわいこちゃんよりちょっとくせのある見た目でよかったかな。 一晩ではちゃめちゃな展開になるのも、いわくつきだっただけでなくマリアの儀式が成功したためという設定があったから、ロケーションが街中の廃墟でもそれほど違和感はなかった。 それにしても、ブレアウィッチ以降初めて映像に酔った。 酔いそうな人は、日本語吹替えで見ましょう。
杏