アカデミー短篇実写映画賞ノミネートのデンマーク映画。
遺体安置所で、棺桶の中の妻を見ることが出来ない夫カール。
部屋の蛍光灯がチカチカするのが気になり、勝手に修理を始め、失敗したり。
トイレで、同じく妻を亡くし深い悲しみを抱えるトーベンという男と出会い、彼の妻だという棺桶の蓋を二人で開け、遺体を確認する。
やがて家族らしき人たちも集まってくるのだが、トーベンは彼らを知らないと言う。呆然とするカールだが、彼らと共に手をつなぎ悲しみを共にする。一体どういうことなのか。。。
その後、カールは係員からトーベンに関する話を聞く・・・
タイトル(原題 Ridder Lykke)は、デンマークのRocazinoというバンドの曲名で、2人の妻が生前好きだった曲という設定で出てきます。
撮影・構図の素晴らしさ、カール役(スウェーデン人)とトーベン役(デンマーク人)二人の俳優の味わい深い演技、可笑しみと悲しみの妙。
素敵な作品でした。
