今まで映画やドラマをあまり観てこなかったから余命が残りわずかの若者の物語を恐らく初めて観たのだけれど、死生観とか生き方とかを考えさせられるなと感じた
病とは理不尽なもので、ある日突然希望を持った若者に襲いかかって絶望の淵に追いやったり、生まれたときから鎖のように生き方を縛り付けて希望すらも持たせてくれなかったりする
そんな病を抱えて先が見えない2人の高校生がお互いの生きる希望になって、限られた時間をお互いのために費やしていくのが素敵だった
人に激推しするほどハマった訳ではなかったけど、仮に自分が余命を宣告されたとしたら自分はどういうことを考えて友人と家族と関わり、どうやってこの先を生きていく希望を見い出して、残された時間をどのようにして費やすのだろうということを考える機会になっただけで、価値のある映画体験になったと思う