ツタヤ

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズンのツタヤのレビュー・感想・評価

3.1
76年のオリジナル版は未見。スポーツ映画の典型ではあるものの、弱小チームがどんどんと成長していく過程はやはり見ていて気持ちいいです。チームのメンバーも個性的で楽しい。特に気が強いちっちゃな金髪セカンドと女の子ピッチャーが個人的にはお気に入り。(この女の子ピッチャー、男顔負けの力感溢れるピッチングフォームが素晴らしい!)

ただ順調に勝ち進んできたチームが決勝目前に突然の不協和音。これが見ていてもただ嫌な気分になるだけの無理やりなものでそれまでの展開と馴染まない気がします。終盤に見せるビリー・ボブ・ソーントン演ずる主人公の心境の変化もあまりにも突然で現実的じゃ無い。監督が傑作『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイターだということを考えると、ちょっと物足りなさが残る映画でした。

それにしてもこの役の為にビリー・ボブ・ソーントンがカツラをかぶって出演している意味って何なんですかね?これは余計な役作りじゃないかと…かぶらない方がより負け犬に見えたのに。勿体無い。(´+ω+`)
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