ザ・ウォッチャーズのHiromiAのネタバレレビュー・内容・結末

妖精がなぜ陽の光の下では活動できなくなったのか。あまりにも長く地下に閉じ込められていたからなのだろうか。人間だって長時間地下で暮らしていたならば陽の光は視力を奪ったり皮膚を焼いたりするかもしれない。だとしたらハーフリングはなぜ陽の光の下でも活動できたのか。鳥かご周辺だけスマホもカーナビも使えず車もエンコしてしまう理由は何だったのだろう。もともと妖精が封印された場所でもなかったしなあ。原作ものなのでそれが元の小説の問題なのか脚本の問題なのかはわからないけど、新たなクリーチャーを登場させるのであればそのくらいは考察できるようにしておいて欲しかった。幼いころ自分の行動が母の運転する車の事故を誘発して母を亡くし双子の姉の顔に傷を残したというトラウマを抱えかなり無気力に過ごしてきたミナが、鳥かごに捕われたとたん活動的になったのはいったいどうしてだったんだろう。そして動物園に届ける筈だったあの黄金色の鳥はいったいどうなってしまったんだ。M.ナイト・シャラマンの作品は自分には合わなかったけど、娘の作品もいまいちピンとこなかった。