‘’ここは“想いを残した者たちがとどまる世界”だった。”(あらすじ抜粋)
という、グレーゾーンで昇天までのひとときを過ごす死者たちのお話。
映画全体を取り巻く色彩も音楽もセリフも優しく美しい。
死後については人それぞれ考え方があり、だれも他人のそれを否定する権利は無いだろう。
こういった作品が一定数の支持を得るのは当然だと思う。
死後にソウルが残りなにがしか現世に影響を及ぼす、というファンタジーは映画に限らず創作には欠かせない要素でもある。
取り立てて悪く言うつもりは微塵もないんだが、私は死んだらその瞬間に一欠片も残らず自分は終わると(現時点では)思っているので、なんだかピンと来なかった。
ただ、生きていれば思想も信心も様々影響を受ける。この作品がピンと来る日も来るかも、だ。
