コマミー

ロードハウス/孤独の街のコマミーのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
3.7
【孤独な男の肉弾戦】




※突然ですが、私が仕事で早番の時の金曜の夜は、配信やレンタルで選んだ作品を見てそれをXのアカウントで感想書いたり、このFilmarksでレビューを書いたりしようかなと思っています。勿論行ける時は映画館に行く時はありますが、基本メンタル的に行けない日も多いのでこのような試みをしようと思いましたので、皆さんどうかよろしくお願いします🙇




先に言っておくが、"パトリック・スウェイジ"が主演を務めた"1989年のオリジナル版"は未見である。だが、そんな私も今回の"リメイク"はずーと楽しみでもあった。だがずーと忘れていた今、プライムビデオで本作が配信された時は「はっ」と思い出したものだ。まさか"ジェイク"が主演するとは…いや私はその前兆をちゃんと見ていた。それは、ジェイクがあの"UFC"に出場したSNSに投稿された映像だ。あれはもしかしたら、「ロードハウス」のリメイクの為に出されたものだったとは…。

前置きが長くなったが、率直に言うと本作はオリジナルを見ていない私でもしっかり楽しむ事ができた作品だった。ジェイクで"筋肉"で言うと、アントワーン・フークワ監督の「サウスポー」を思い浮かべる人は多いと思うのだが、あの作品と同じくらいジェイクの筋肉とそれによる"肉弾戦"を贅沢に味わう事ができる。
割と"古典的な側面"を持つアクション作品なのだが、ここで大事なのは物語云々よりも本作はジェイクやUFC世界王者の"コナー・マクレガー"の"筋肉を拝む為の映画"だと言う事だ。「そんなんアリかよ」と思う方もいるかもしれないが、「いやアリだろ😠?」と少々キレ気味で言い返したくなるほどアリな映画だ。そして本作は、物語の中でUFCの事も結構大事に扱ってくれている為、格闘技ファンなら絶対欠かせない作品だと思うのだ。

あと、相変わらずジェイクは"寂しさを漂わせる男の役"が似合うなと感じた。

それに本作は"カメラワーク"がかなり拘ってるなと感じた。"広角"かつ少し"ドアップ気味"のカメラの動きをしていて、それでいて"多少のブレ"も相まって、まるで"近くで殴り合いを見ているかのような感覚"を味わう事ができるのだ。"長回しのシーン"もいくつかある為、より贅沢に楽しめる事ができる。

日本のジェイク好きの方々…現在「コヴェナント」が公開中かと思うが、配信にもジェイクの筋肉がいる事を忘れないで欲しい。これを見た上で、オリジナルのスウェイジの筋肉を見ておけば、更に美味しいのではないか?

見た後、私はやはりジェイクに絶大な信頼を置いているのだなと感じさせる作品なのでした。
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