しゅん

長靴をはいた猫のしゅんのレビュー・感想・評価

長靴をはいた猫(1969年製作の映画)
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後半の城の追撃戦すごい。殺し屋猫たちが籠の中で揺られる振り子運動の奥行き、ピエールと姫が縄から窓へジャンプする時の躍動、螺旋階段状の木の足場を上から撮る視点、塔が崩れる時の編集。その全てに興奮する。前半も良いシーン盛りだくさんで、ネズミたちがトンネル潜るときに歌にリヴァーヴかかるところはめちゃ上がる。世俗の話もハードな話も楽天的に物語るけど、猫とピエールの天涯孤独っぷりには泣ける。
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