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ツイスターズのEIRのネタバレレビュー・内容・結末

ツイスターズ(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

竜巻を何とかしようする若者たちの話。
なかなかヘビーな展開から始まるけど、それでも気象に関する仕事に就いて全うしてるからその時点でケイトは強い。
自然の持つ強大さに魅了されることとその被害をなくそうとする気持ちは両立するって描いてるのが素晴らしいと思った。
強い雨風にテンションあがって雷が光る空を眺めて体に響く音の近さにゾクゾクする経験があるよね。それでもやっぱり被災を無視できないし現在進行形で自然災害に怯えてもいる。この作品はそのバランス感覚が秀逸だった。キャラクター価値観、倫理観も今風で丁度いい。タイラーのアホなことしながらも思慮も知識もあるとことかハビの葛藤とか、立ち位置が変わっていくのも納得できる描写がきちんと積み上げられてて丁寧だったな。
グレン・パウエル陽キャが似合いすぎる。
初の試みで想定以上の巨大竜巻を何とかできたのはまさにアメリカ映画って感じのご都合展開だけどもそれを求めてたから良いんです。竜巻の描写めちゃくちゃ恐ろしさあってちゃんとしたA級映画だった。
ドリルが最後まで活躍するのもいいし、2人がキスとかで終わらなくて本当によかった〜。最後まで竜巻バカっていう。何様だけど製作陣分かってる〜の連続だった。
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