おもろー! 悪い見方をすればずるずる結末が延びてるだけの映画だが、この映画はそんなん織り込み済みで、ずるずる引き延ばして引き延ばして引き延ばすてゆう悪ふざけみたいな展開を大真面目に一定の緊張感で撮れちゃうし見れちゃうからシャマランすげー。シャマランと『羊たちの沈黙』のレクターはかせ逃避行の話したらメッチャ盛り上がれると思う。そうだよな! レクターはかせが華麗に逃げるところがいいんだよな! わたし、シャマランの真顔の悪ふざけみたいな映画、大好き!(バァン)
「映画の中のサイコパス殺人鬼は何故厳重な警備から逃げ延びられるのか」問題に漬物石みたいにデカい一石を投じた我らがシャマランかんとくの『トラップ』、みんなで見よう! 続篇5作ぐらい撮って欲しいし、ジョシュ・ハートネットとその家族とシャマラン娘と売店のオッサンとプロファイラーは毎回出して絶対殺さないで欲しい。
あと、ジョシュ・ハートネットが全力で胡散臭い人を演じていてよかったです! 胡散臭くないトム・クルーズみたいな胡散臭さがよい。