作品に出てくる韓国の芸能人たちの名前や起こした事件がいまいちわからないのであまり没入できなかった。ただ日本ではジャニー喜多川による性加害を告発した被害者がジャニオタの誹謗中傷で自殺したことを考えると韓国のオタクは自らの推し活の社会的責任を感じて反省したりしててちゃんとしてるなと思った。
映画のあとのトークイベントがやたら面白かった。元AKBグループで今は映画関係の仕事をしてる方が映画の内容と絡めてご自身のアイドル時代の話をしたんだけど吉田豪司会のイベントなのかな？って思うくらいぶっちゃけまくってて面白かった。なにしろ握手会全盛期、総選挙全盛期に活動してた人だったので闇がすごかった。一言で言えば明らかに狂った時代。この時代を振り返って総括するようなドキュメンタリーが観たくなった。日本版「成功したオタク」。昔、AKBグループが作ってたお涙頂戴のヌルいドキュメンタリー映画よりずっと面白くなると思う。
