このレビューはネタバレを含みます
呪いとは結局、父親の圧力、家父長制度そのものということだったのか。ただ映画秘宝の解説を読むと精神安定剤や鎮痛剤の過剰摂取も自殺の原因ではあったよう。まあそれらの薬を使うようになった原因も父親にあったといえるけど。
死後の世界で早くに亡くなった長男と兄弟たちが出会う場面は泣けた。
パムさんがケビンと初めて出会う場面、けっこう高圧的な感じだったので性格悪いのかなと思ったら、めっちゃいい嫁さんだった。ケビンは自分の家族＝居場所を持てたゆえに唯一、父親の呪いから逃れることができたのだろう。
