たろ

成功したオタクのたろのネタバレレビュー・内容・結末

成功したオタク(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きなアーティストの訃報が受け入れられず、やり場のない気持ちを抱えた人達の姿に縋りたくて鑑賞。

ファンの数だけたくさんの意見や見解があった。

罪を償って死なないでほしいって言ってて『そうだよね死なないでほしいよね』って思って泣いて、ファンでいた自分を恥じながらも今の自分を作ったのは紛れもなく彼のおかげと前を向こうとしてる姿に『趣味で片付けるにはおこがましいくらい、自分の人生を支えてくれてプラスな影響をもたらしてくれた存在だよね』と泣いて、あの頃のように好きにはなれないけどまた誰かを好きになりたいと言っていて、『私もまた、心の底から彼らのライブを見て楽しかったと思える日が来てほしい』と涙が止まらなかった。

界隈も境遇も違いますが、訃報のあとずっと日常生活に支障をきたす自分が嫌で辛かったので、私はこの映画に本当に救われました。自分のペースでゆっくり前を向いて進んでいこうと思った。
たろ

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