このレビューはネタバレを含みます
ダイハード1、2のエッセンスを新解釈の感じ
ストーリー自体は全然似てないがダイハード初期作のムードの良さ、テンポの良さを研究した形跡がある
クリスマスの事件なのがダイハード初期作のムードの良さの大きな鍵であるのがこの映画からもよくわかる
ただムードやテンポはあるが映画のスケール感もアクションも先達よりはかなりショボいのは予算とかの問題もあるだろうし仕方ないのかな
それに悪巧みの内容の説明がほんのひとつのセリフで行われるだけで無いに等しく事件後の黒幕の顛末も不明だったり、実行犯グループがラスボスも含めて皆割とアッサリやられてしまったりするラスト辺りの一気に話を終わらせてる感じは見終わったあとの映画の印象をかなり物足りなくしていた
主役の存在感と同じくらい悪役のキャラや悪巧みやその最後が印象的だったダイハード初期作とはこの辺が最大の差とも感じた
まあそれでもムードやテンポはあるネトフリとしては良い部類の作品ではありました
暇潰しには最適かも