キャメロン・ディアス10年振りの女優復帰作。
スパイ稼業から足を洗った元エージェントカップルのアクションコメディ。
テロリスト集団ボルカから奪った世界のインフラを操作出来るICSキーと共に姿を眩ました2人。
家族となって平穏に暮らしているところ、15年振りに居処を突き止められキーを巡ってボルカ、CIA、MI6に付け狙われる。
堅気となった凄腕の2人は母娘の確執もありつつ家族を守るため闘いに挑む。
ストーリーはアクション映画の王道で真新しさも捻りもなく見たまま単純明快、家族愛で締めるのもアメリカ人好み。
アクションシーンのBGMがナット・キング・コール、エタ・ジョーンズ、ディーン・マーチン、ジェームス・ブラウンの古いポップスやR&Bというのもシリアスにさせずコメディの洒落っ気があり好感。
キャメロン自身がアクションを見せる作品としては2003年のチャーリーズエンジェル・フルスロットル以来20年振り、高身長はカメラ映りが良く、50歳過ぎの老けは否めないがスタイル維持はさすが、アクションスピードも引けを取らない。
そして何よりあの “笑顔” をまた見られるのが幸せ。
これは復帰に手を貸したジェイミー・フォックスに感謝かな。
グレン・クローズもいい役処で続編にも期待!
監督 セス・ゴードン
キャスト
ジェイミー・フォックス
キャメロン・ディアス
グレン・クローズ
カイル・チャンドラー
アンドリュー・スコット
リーラ・オーウェン
ライラン・ジャクション
ジェイミー・デメトリウ
フェラ・エバンス・アキングボラ
マッケナ・ロバーツ
ロバート・ベスタ