このレビューはネタバレを含みます
ミニオンや怪盗グルーはシリーズをとおしてまったく観たことがなく、初めての鑑賞。
自分にはまったく刺さらず。
コメディらしいのだけれど、まったく笑えず。
脳内をハッキングしてくるようなおもしろさはなく、ずっと冷静でいたから、スクリーン内が盛り上がっているのに自分だけ浮いているような感覚だった。
まず、これは好みの問題で本当に申し訳ないのだけれど、グルーの喋り方が好きじゃなかった。声も好きになれず、関西弁でボケたりつっこんだりしているけれど、1つも笑えず。
そもそもユーモアがこの作品と自分と合わなかった。
ストーリー展開もこれといったものがなく、盛り上がりを感じられなかった。
対立する価値要素や敵役というのはいつもかなり重視するけれど、今作の敵役、謎のカマキリ男もまったく好きになれず。
ミニオンが出てくるのも楽しみにしていたのだけれど、時々顔を出すくらいで登場シーンがそもそも少ないのも残念だった。メガミニオンも最後にちょこっと見せ場を作るくらいで、あの設定ならもっと壮大な展開もできたはずと思ってしまう。
キャラクターの容姿や絵の感じは可愛らしくて好きだった。