ツタヤ

かくしごとのツタヤのレビュー・感想・評価

かくしごと(2024年製作の映画)
3.8
序盤は物語を転がすための強引で不自然な展開が目立ちます。それでも千紗子と少年そして認知症の進む父、この3人が一緒に過ごす中で徐々に家族のようになっていく様子には心温まりました。

そして終わり方が秀逸。裁判での少年の言葉には涙を禁じえません。その一方で奥田瑛二の件は消化不良のままで片手落ちにも感じてしまう。あとは変チクリンな役柄のイメージが強い酒向芳が自然体の極みみたいな演技で最高でした。
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