このレビューはネタバレを含みます
何が真実で何が嘘か、主人公のイムサンジンの言葉すら嘘かもしれない、何もかもがうやむやに終わる終わりが好き嫌いは分かれそうだけどむしろ良かったと思う。記者のイムサンジンがやろうとしていたことも、大義名分のもと巨悪を暴く・秘密を暴露する快感を得ようとする思いがあって、インターネットにはびこる正義マンとどこまで差があるのか?気軽な一言が深刻な事態を引き起こすインターネット社会が留まることはもうなくて、インターネットがない世界には戻れない中で、人間はなけなしの理性と善性をもって生きていくしかないんだよな……インターネットやめろ……。