面白かった。世界で初めて体外受精を成功させたイギリス人科学者と産婦人科医師、ナースの奮闘記。実話。
1970年当時、体外受精は倫理観的にタブーとされていた。身体から精子と卵子を取り出して人工的に受精させるなんて、キリスト教の教え的には神の意思に反する許されないことらしい。この研究に携わっているというだけで、教会から追い出されたり親に絶縁されたりするような時代。そんな世間からの偏見と憎悪の目の中で諦めずに10年の年月、月日を捧げた3人の物語。
いい映画だった。成功したのは私がちょうど生まれた頃で、体外受精がこんなに新しい(といっても45年だけど) 技術だとは知らなかった。
女性に選択肢が与えられることが重要なのに、それを理解しない委員会のメンバーに言い放ったセリフが印象的。
If you can’t see that, then, shame on you.