みずきん

クワイエット・プレイス:DAY 1のみずきんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ルピタ・ニョンゴの映画にはおおまかにいってハズレは無いのです。助演女優賞ノミニーですし、社会的活動や監督もする立場から、ジャンルを広く作品選びをし知名度を上げるための今回の主演だったとも思います。
さて映画ですが、
ハチワレの猫のフロドちゃんがおりこうさん過ぎてほぼほぼ主役なのであります。安心してください、昨今エンドロールのクレジットでも示されてますが、動物虐待なシーンは一切ありません。それどころか、我が家のニャンコなら一発アウトやな〜と悲しくなるのですね。そして平和なシーンが続くと心の中ではそろそろ来るぞ(汗)と覚悟したりしてみたものの、いつの間にか引き込まれ間を裏切られ、努力は水の泡と化します。途中で、こりゃエリックにフロドを託すなと勝手に予想してしまいます。でもそんなん絶対無理やん、な状況です。はじめから一貫して救われそうなのは主人公が末期癌であることです。それが救いとは皮肉なのですが、劇場を出てから考えました。もし自分が彼女だったら、同じ選択をしていたに違いない、音楽こそが自分らしい人生。
最後に、予告編で襲われていたおじぃさん、何とそのシーン本編ではカットされてました、あぜん!
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