Danny

理由なき反抗のDannyのレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
5.0
【伝説】

全く、色褪せない格好良さ。

全てにおいて、掛け合いが素晴らしい。
I like you.
卑怯なようで、本当は同じように迷っていて、度胸で通ずるティーン同士のクリーンさ。

心配と言いつつ、合理的で世間体を気にする親心。思春期の不安定さ。お互い初めてで分からない。この掛け合いの、迷いのリアルさ。

空き家での、ジムとジュディの掛け合いは、ひたむきなティーンの真っ直ぐさと繊細さが混ざり合って、もはや詩。

バックトゥザフューチャー、ララランドの重要なシーンに繋がる部分をみても
いかに影響を与えている映画かを感じる。


そして、ジェームズディーンをジェームズディーンさらしめた映画。
弱みも含め、人の格好良さだけを残した。
それがジム。

ドリズラーに白T、デニム。
洗礼された飾り気のない格好良さに何も言えない。
永遠のアイコン。
大好きな映画です。
Danny

Danny