みあせぶ

理由なき反抗のみあせぶのレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
3.8
“弾は抜いたのに!”


このセリフでピンとくる方はおそらくララランドファンの同志たちですね〜こんにちは笑

ララランドが大好きな私は、劇中にも出てくる本作をいつか観なければ…!と思ってたところ、ちょうど観れる機会があったので観てみました。

プラネタリウムはララランドに出てくるものそっくりだし、ミアがセブを探してスクリーンの前に立つあのシーンで流れているBGMもちゃんとかかってたし、ミアとセブがキスを試みるシーンの裏で流れている「理由なき反抗」本編シーンも発見できました。これだけでも収穫がでかい!

ララランドを観たら、本作も絶対観るべき。ララランドのチャゼル監督がいかに古きよきハリウッド映画を愛してるのかがよく分かります。

内容は邦題の通り、「理由なき反抗」そのものでした。なにか大きなきっかけがあった訳でもないけれど、どこかこの世界に失望し、不安や怒り感情がぐちゃぐちゃになっている…そんな思春期男子の映画。

ジェームズ・ディーンの映画自体初めてだったのですが、彼は本当に自分のスタイルが確立しているというか、俳優としての存在感がすごいなと思いました。イケメンだしちょっとワルな感じが女子ウケ抜群。私も1作で虜です。これを機にジェームズ・ディーンひとり映画祭も開催したくなってきたぞ。笑
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