このレビューはネタバレを含みます
めちゃめちゃ面白かった。
窓割れるシーンで叫んでしまいましたごめんなさい。
ハラハラする映画をあまり見ないので余計に楽しめたのかも。
バスのシーンとか、警官との会話とかでリアルな恐さにゾッとした。
映像の影が強いからか、なんとも無いはずの場面もずっと不気味で緊張感が続いていた。
だからこそ分かりやすい銃撃戦が少しだけ退屈に思えてしまった。
あとはポンコツだったり調子外れな声だとかみんなキャラが立っていて、それが良かった。
怖い人ばっかりだったらこんなに楽しめていなかったかも。
最初は躊躇してた銃を、無表情で躊躇なく打っていく吉井。だんだん歯止めが効かなくなる感覚。実際の事件でもこういう心理で起こることはありそう。まさに地獄の入り口。
松重豊の贅沢使い。