佐野は何者?!
そのライフルや銃はどこから?!
などなど気になったことはあるけど。
転売ヤーの吉井。冷淡で、人間味が感じられない人物。高く売りさばく事にしか興味がないようだ。
先輩の村岡にも親しさを見せながらも、本音は見下してる。
恋人の秋子と郊外の一軒家に引っ越し、佐野を雇って転売に専念し始める。そこから吉井に恨みを持つ者達に襲われるが。
悪事を働くと巡り巡って、いろんな人達が恨み、妬みを持って自分に返ってくる。吉井はこんな状態になってるのに、まだ転売の確認したりしてる。
もう吉井自身が金の亡者なんだ。
その吉井を助ける佐野。(松重豊をチョイ役に使うなんて贅沢!)
なにやら裏社会に力を持っているのか、銃やら死体の後始末など手配出来る。
吉井が言った「地獄への入口か」のセリフ。淡々と銃で殺す佐野と、金儲けに支配された吉井。
二人が乗った車の行き先は分からない。それが破綻へと向かうのか、成功へと向かうのか、少し怖くなるラストシーンだった。