このレビューはネタバレを含みます
東映さんが力を入れた室町時代劇。
と思って見に行ったらなんかウェスタンなミュージックに包まれたマカロニサムライウェスタンな映画。
【キャスト】
(室町無頼陣営)
蓮田兵衛:大泉洋
才蔵:長尾謙杜
赤間誠四郎:遠藤雄弥
七尾ノ源三:前野朋哉
馬切衛門太郎:阿見201
(幕府側陣営)
骨皮道賢:堤真一
(唐埼爺さんの弟子達)
唐埼の老人:柄本明
小吉(こきち):般若
超煕(ちょひ):武田梨奈
(綺麗所)
芳王子:松本若菜
伏士のお千(おせん):吉本実憂
小萩:川床明日香
(その他、偉い人たち)
名和好臣:北村一輝
足利義政:中村蒼
【ストーリー】
室町時代に起こった土一揆を指揮した蓮田兵衛の生き様を描いた物語。拾った弟子の才蔵と各地の農民達を束ねあげて京の都に一揆を仕掛けようと画策するのだけど…。
【総評】
(全体感)
ベタベタと言われても仕方ないくらいの時代劇。弱きを助け、強きを挫く無頼漢(いい意味でね)の鏡みたいな男の話。
(昨年見た11人の義賊と比べて)
彼方は時代劇と言いつつ、主役がボンバーマンだったのでまともな殺陣を見れたこちらの方がより時代劇っぽくはありましたね。
(良かった所)
とにかく大泉洋がかっこいい。いや、かっこよく撮って貰ってるなと言う映画。才蔵やら超煕やらの柄本明の愛弟子達も良い味は出してましたが、やっぱり大泉洋演じる蓮田兵衛がベストでしたね。二刀流は本当に浪漫ですね。
(そうでもない所)
才蔵の芋くさい感じは終始合ってて良かったけど、芳王子とのやり取りだけは単に噛んでる下手くそに見えて残念。まぁ言いがかりレベルなので気にすることはない。
【あとがき】
コレ実質、現代のプロパガンダ映画でしたと言われても納得しますけどね。令和なら何処を焼き討ちすれば徳政令(減税してよ)出してくれますかね…。財務省で合ってますか?