藤野と密かに藤野に憧れていた京本が出会い、
京本に導かれるように藤野は漫画の世界へと踏み出し、
藤野にまさに手を引かれるように京本は外の世界へと歩み出す。
ひょんなことから何かに急に取り掛かりたくなった時のあの行動力とか、
今はもう身近な人ではないのかもしれないけど幼い頃の親友とのかけがえのない思い出とか、
多くの人が感じたことあるような眩しい瞬間も色々詰め込まれていて、懐かしい気持ちにもなった。
あと、言われて嫌だった言葉が頭の中で繰り返される(そしてその脳内で繰り返された言葉は、実際に言われた言葉より口調が強くなってる)という描写があったと思うがそれにすごく共感した。
気になってはいたものの見に行く予定は立てていなくて。時間が空いたから急遽ふらっと見に行った作品だったけど、劇場で見て正解だった。
24・46