このレビューはネタバレを含みます
わたしに読解力はない
原作は公開当初に読んだ
原作で、if世界(仮)が描かれたとき、わたしはつい縋ってしまって、でもその解釈が正しいのか、客観視できないほどに「この世界線」を望んでしまった。わたしは出来るだけ「正解」を紐解いて、それへの「解答」「感想」を持ちたいから、上手く読めなかったことがもどかしく、許せず、納得できなくてそのまま気持ちをどこかへやってしまっていた。
それへの解答があってすっきりと観た。
でもモヤモヤして収まりつかない方が良かった気もする。
あまりにも正面から殴られた気がして苦しかった。
苦しい作品だな
切実に負けたくない気持ちが分かるし、真っ直ぐ褒められたらくすぐったくて嬉しい。
わたしはどちらかというと藤野に似た性格だからこそ、見ていてギューっと心が締めつけられるときも多い。
作品の根幹への感想は、まだ言語化できないから後回し。
なんかずっと涙が出ていた。京本のピンチは声が出そうになった。思い出してもなぜか涙が出てくる。
なんで泣いてしまうんだろう。
切実さかな
あと自分は「わたしの知らない作中の思い出」「もし違う世界線だったとしても、わたしたちは出会ってた」に弱すぎる
明確にここで泣いてしまう
一生生活に差し障りない範囲でふたりして生クリームを食べていてほしかった
と、1ファンは思った