最初は、あー俺の大好きな努力の話か、と泣きながら見ていたのだが、
どうやらそんな単純な話ではないのかと、見終わる頃には涙は乾き、頭を悩ませることになった。
話を消化させるのが難しい。
まず、タイトルのルックバックは何なんだろうなとずっと考えていたが、後半に起こる出来事があのような形で描かれているということは、この作者の伝えたいことのメインはこちらにあるんだろうなと見ていて感じた。
そうなると、前半の盛り上がりはいったいなんだったんだろうなと思ってしまった。
二人の関係性の面白さや自己との向き合い方だったり、そんな話はあくまで、主人公の背中を押すためのものとだけになってしまったという残念さの方が自分は勝ってしまった。