1時間弱の映画。気楽な気持ちでスタートして、序盤はなんかエモいなーと思ってみてたのですが、後半の事件を思い起こさせる展開から、ズドンときました。
自分は事件のアウトラインを知っているだけで、被害者や被害者の周りにたくさんいたであろう人たちの感情に想像が至っていなかった。
どうしてルックバックなのかなと思ったんだけど、作中では二人がとにかく描いてる後ろ姿をみた。だからなのかな。それとも過去を振り返るシーンがあるから?
たくさんの才能や作品に対する愛が無惨にもぶっ壊されたあの日。きっと傷が癒えない人もたくさんいるだろう。そしてその傷はいつまでも癒えないのかもしれない。多くの人がこの作品を通じていろんなことに思いを馳せるのは悪いことは一つもない。
次に見たらまた泣いてしまうだろう。
だってこれを描いている間も泣いてしまうのだから。