このレビューはネタバレを含みます
え、化け物や(作者に対して、褒めてます)。どうしよう。
と原作を読んだ際、思って泣きながらジャンプラを閉じて寝れなくなったあの夜を思い出した。
今作も凄かった。特に後半の余韻が、脳内駆け巡って抜け出せない。最初は
「京本愛おしいな…(頭抱え)」で観てたけど、中盤ら
「藤本タツキ(敬称略)…ほんまに…ぐぬぬ(頭抱え)」と観てしまうほど感情がジェットコースターだった。
でも最高だった。やっぱり雨のシーンは、何度観てもぐっとくるし、今回はそのアンサーのような形の雪のシーンもあって、京本に対する藤野の感情がより強く頭に入ってきてよかった。
背景について。時々名作映画のオマージュや映画の名シーンのオマージュがあって、藤本先生の映画愛が感じられて最高だった。友達になりませんか。
エンドクレジット、先に制作スタッフの名前→声優部 という流れなのも、今作の「漫画家」に着目した作品ゆえこの流れか、と気づき一人スタンディングオベーション、拍手喝采。本当に素晴らしい作品をありがとう。
藤野ちゃんのやったるぜ、行けるっしょバイタリティを見習います。