ダーク魔カスコス

エイリアン:ロムルスのダーク魔カスコスのレビュー・感想・評価

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)
4.7
エイリアン:ロムルス
〜カオスへようこそ〜

⚠️コメント欄はネタバレです⚠️
※しかし情報無しで見たい人は以下すら読まずに劇場へ!


ほぼ廃墟みたいなデトロイトの町で、若者達が盲目の爺さんの家に盗みに入ったら、爺さんが元軍人のバケモンで酷い目に遭う話。それが「ドントブリーズ」。

なぜか廃船となった研究施設ロムルス。若者達が設備を盗みに入ったら目の無いバケモンに酷い目に遭わされる話。それが「エイリアン:ロムルス」。

一緒じゃねーかアルバレスww🤣


リプリーサーガではありませんが、エイリアンシリーズの正統な続編が、フェデ・アルバレス監督により爆誕!時系列はエイリアンとエイリアン2の間です。おかえり!待ってました!😆

クッッッッソ面白い!
しかし弱点も明白!
賛否分かれるとはこのことじゃ!


〈モンパニ指数〉
カテゴリー A級
話の面白さ ★★★★★
おそろしさ ★★★★☆
モンスター ★★★★★
CG・特撮 ★★★★★
美女美少女 ★★★★★
キャラクタ ★★★★☆
エロ    ★★☆☆☆
グロ    ★★★★☆
ツッコミ所 ★☆☆☆☆
オマージュ ★★★★★★★★★★


🎬アルバレス監督
限定された空間で、いかに工夫して観客を飽きさせないか。この点でアルバレス監督は優れていると思います。ドントブリーズでは「よくこんなこと考えるなあ」と感心したもんです。

本作はその監督の良さがこれでもかと炸裂しています。サバイバルが始まったらもう止まりません。ギミックのつるべうちで飽きる暇がねえ!


🎬ファンサービス・オマージュの嵐
エイリアンシリーズを意識した場面がこれでもかと詰め込まれています。詰め込みすぎてて胸がいっぱい。裂けそう。

まさかこれ一本でエイリアン1〜4とプロメテウス・コヴェナントが楽しめるなんて、誰が思ったよ。カオス!闇鍋!

冒頭からレトロフューチャーなブラウン管ディスプレイが登場し、「これはエイリアン1の続編なんだ!」と強く感動しました。これこそ1979年に思い描いた未来予想図やで!


🎬オリジナリティ消滅!
ファンサービスやオマージュシーンは盛りだくさん。場面ごとのギミックも多彩。エイリアンシリーズ初見なら、正にいいとこどりで、最高に怖くて楽しいはずです。

しかし、エイリアンを全シリーズ観てて、他にも多くの映画を観たからこそ思っちゃうのです。オリジナリティ無くね?ってね。多彩なギミックは、悪く言えば小手先のテクニック。映画全体を貫くような個性とは言い難いのです。新しいものを観てる感覚は、プロメテウスやコヴェナントの圧勝。

まあめっちゃおもろいねんけど!

つーか、1のホラー性と2の娯楽性は相性が悪いんです。1と2の闇鍋は、どっちつかずの半端者とも言えます。

まあクソおもろいねんけど!


🎬後半の展開にのれるか否か
それは求めていた展開とちがうんやー!って悲鳴が聞こえる!映画館は宇宙じゃないからちゃんと聞こえる!

その間違いは一回やったやつやんけw🤣そこはオマージュすなwww


🎬何も知らない方が面白い?
エイリアンシリーズを見たことがなければ、オリジナリティの無さも気にならないし、コレじゃナイ感もないだろうし、実は一見さんの方がよいのかも、、

でも、オマージュの嵐にタコ殴りにされるあの感覚も捨てがたいなあ☺️


🎬セクシー美女万歳!
やっぱ美しいは正義だわ。それだけで楽しい。後半なんかショーパン無双でムッチムチよ!リプリーのようにパンイチならなお良かった(カス)


エイリアンシリーズをちゃんと観続けてきたご褒美ですね。受け取らない選択肢はないぜ。とりあえずもう一回劇場へ行きたい!


⚠️コメント欄はネタバレです⚠️
※当然のようにエイリアン全シリーズをネタバレします