ファンタスティック4
〜ジョシュ・トランクは頑張った!〜
⚠️コメント欄はネタバレです⚠️
散々な評価と興行に反して、なかなか面白い作品でしたよ😃
逆張りってわけではなく、単に期待の仕方がよかったんだと思います。
これがデッドプール&ウルヴァリンで無視されてたのは、ちょっと悲しいな。トランク監督はその何億倍もの悲しさを味わったんでしょうね😢
🎬超低い期待値
監督と製作サイドが揉めに揉めて大失敗。評価も興行も散々。監督はヤバい奴扱い。
こんな話を聞いて期待するのは無理な相談です。クソ映画を見るつもりで挑みましたよ。
結果、傑作ではないけど大きな破綻もなく、最後まで楽しく見ることができました😃期待値って大事!
運動不足で便秘顔の黒人ケツデカおばさんが活躍するマーベルズや、なんの魅力もない異世界がダラダラ展開するクアントマニアよりは、かなり面白かったかな。
🎬監督の作家性
トランク監督はクロニクルを撮った監督です。彼はSFと青春ドラマを混ぜるのが得意なんですかね。冒頭で主人公リードの少年時代の描き方からそれを確信し、期待のベクトルを青春友情ドラマへシフトしました。
小学生で転送装置を完成させたリードに対して、初めて一緒に遊んだベンがかける言葉↓
ベン「お前ってぶっとんでるな」
リード「ありがとう」
親友確定!😆
このやりとり最高です。こんなのがずっと続きます。確かに従来のファンタスティック4のような軽薄で派手な作品を期待すると肩透かしですが、クロニクルのようなものを観るのだと思えば、十分満足できるんじゃないでしょうか。
つーか、元のファンタスティック4自体、特にファンタスティックというような出来じゃなかったような😅
🎬クロニクルのようなもの
クロニクルよりは控えめですが、クライマックス付近はホラーに片足突っ込んでます。
アクションシーンはかなり少なく、アメコミを観にきた人は盛り上がりの無さにガッカリするかもしれません。しかし、スリラー好きの私には、むしろ好みです😊
🎬製作サイドとの確執?
監督とどんなふうに揉めたのかは分かりませんが、中盤以降、丁寧に積み上げられた友情ドラマが、突然ハシゴを外されたようにおざなりになったように感じました。
特にヴィランの心情描写がイマイチでした。もしかしたら、この辺りをお偉い方にいじくり回されたのかもしれませんね。
これがなければもっと好きです。再撮影する前のオリジナルを見てみたいなあ。
🎬黒人トーチ
ヒューマントーチが黒人になってます。真っ黒に燃え尽きたか、、ジョークです。カッコよかった。
ティンクやアリエル、ブルーフェアリー、ウェスカーなどなど、有名キャラが黒人にブラックウォッシュされたおかげで、(黒く洗うとはこれいかに)ポリコレが大嫌いに。というより、ポリコレを便利な道具扱いして人の好きなものに糞(思想)を塗りつける活動家が大嫌いになりました。
だから今こういうことをされると拒絶反応が出るでしょう。しかし2015年当時は、ヒューマントーチが黒人になろうと、何も変に思わなかったと思います。「ほう、今度は黒人か」くらいに考えていたような。(ヒューマントーチに思い入れがなかっただけかも)
この10年弱で、こんなにも映画を素直に受け止められなくなってしまって、とても悲しいです。強制過剰摂取でアレルギーになってしまった。
ポリコレを謳って、人々が一体となることを目指していると嘘ついて、分断を深めてるだけ。そんな結果は分かりきってるのにまだやるのは邪悪すぎる。未必の故意とはこのことやで!犯罪成立!
ここまで書いてファンタスティック4と全然関係なくてビビる笑
もしかしたら次のファンタスティックたちは全員黒人かもね🤣もしくはゲイエスティック4!
⚠️コメント欄はネタバレです⚠️