パンフレット

エイリアン:ロムルスのパンフレットのレビュー・感想・評価

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)
4.0
日本語字幕は、大城弥生
パンフレットは990円

日本公開日は2024年09月06日
米国公開日は2024年08月16日

客層:男性1人客5割
客入り:約3割

このシリーズの醍醐味は、終盤でどうやってエイリアンを退治するかに尽きると思う。ゼノモーフは最強の生命体で、簡単には倒せないわけで。今回もなかなかにダイナミックな倒し方であって、非常に満足度が高い(フォーマットもほぼ同じで、安心して観ていられる)。

過去作のオマージュがてんこ盛りで、これまた気に入った。製作陣から至高のSF映画への愛を感じた。

本作はリプリールートから外れて、レインルートを開拓したと言っても良い。拡張パックみたいに、これからレインを一本軸にしたシリーズを観てみたくなった。

アンディとアッシュ

オーソドックスな枠組みを活かしつつ、新たな視点や新たなアイデアを魅せてきた製作陣には尊敬の念が湧く。まだまだアイデア次第で、もっと広がるのだと。シリーズでは一番"宇宙"を感じるかもしれない。

小ネタが多く、そういうところも楽しい。近年、そのような映画が増えた気がする。往年の名作の続編。ネタ切れのような否定的に感じる部分もあれど、懐古的に純粋に楽しみたい面もある。


ウェイランドユタニ社は、やっぱり物凄くブラック企業。



映画的に暗さは必要だと思うが、ちょっと暗過ぎてはっきり見えなかったところがあった。


やはりディズニーは、相変わらずの変わり映えのないジャパンプレミアを開催したようだ。とは言え、本作の出演者たちの知名度的にはコスパが悪い気もする。それなら、『エイリアン』か『エイリアン2』をテレビ放映して欲しかった。配信で見れば良いという話ではなくて、同時に共有するのが大事だと思う。テレビ放映すれば、必ず話題になる。そりゃ、子どもには怖い作品で見れないだろうけども。

09/07/Sat/2024/619 No.31