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エイリアン:ロムルスのnanoのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

『エイリアン』と名の付くおびただしい作品群で面白いと思ったのは本家『エイリアン』『エイリアン2』だけ。本作は時系列でその二作の中間という設定、いやがうえにも高まる期待♪
でも……。
少年少女がメインキャラのジュブナイルにすると、未熟さゆえにハラハラさせられるケースもありますが、本作は裏目に出たと思います。
特に男たちがしょうもなくてイライラ。
アジア女子を登場させたのはポリコレですよね? だけど女子力のない坊主頭で有能でもなく性格が良いわけでもなく、惨めな殺され方。あんな役どころだったら逆に差別では? 
アレが来る前に扉を閉じるかどうか。扉の向こうに取り残された仲間を救うかどうか。そんな大騒ぎの繰り返し。プレステのゲームみたいだけど自分で参加していない分、没入できません。BGMがうるさいだけなのでボリューム下げました。
手に汗握る作品となり得たのに、個人的には緊迫感が希薄なお子様ランチ。
キャラの年齢と無関係に、監督の演出力の問題なのかな。ホラー畑の人なんだ? それにしてはと言うべきか、さもありなんと言うべきか。
アンドロイドがデータを入れ替えると別人になる設定、当たり前ですけど面白かった。

※主役の女の子、26歳? ずいぶん幼く見えて16歳かと思った。折り合いが付けばあの役、ミリー・ボビー・ブラウンを使いたかったのでは。
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